電力自由化は、電気使用量が少ない家庭でも電気代は下がるのか?

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2016年4月より実施されている電力自由化。電力広域的運営推進機関による報告書によると、2016年12月31日時点で電力会社の切り替えを行った世帯は257万4500件、全国の世帯のうち、4.1%が切り替えを行ったことになるそうです。

大半の世帯同様、私も既存の契約のまま見直しせずにいましたが、自由化から1年が経ち、ウェブ上にも新電力乗換えに関する情報が増えてきましたので、改めて契約の見直しをしてみました。

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電力自由化で契約見直し

比較サイトで電気代をシミュレーション

我が家は0歳児を含めて3人暮らしです。電気代ですが、冬場のエアコン、加湿器を使う時期で5,500円程度。年間で平均するとおおよそ4,500円から5,000円程度だと思います。総務省の資料によると、平成27年の電気代平均が二人暮しで9,763円、三人暮らしで11,296円、平均額と比較して、電気使用量は少ない方だと思います。
これだけ電気使用量が少ないと、新電力乗換えのメリットはあまり無いかなとも考えていたのですが、電気・ガス比較ウェブサイト「タイナビSwitch(スイッチ)」を利用して、電気代金のシミュレーションをしてみました。

シンプルでわかりやすい、HTBエナジーの「5%割引」

電気使用量が少なくても電気代が削減出来て、できればセット契約等の無いものを探してみたところ、いくつか候補が出て来ました。
その中でも契約内容が分かりやすくて良いなと思ったのが、旅行代理店であるH.I.S.グループのハウステンボスから生まれたエネルギー会社である、HTBエナジーです。

特徴は現状の電気料金から一律5%割引となる点。

そもそも電気使用量が少ないと新電力乗換えで電気代が安くなる契約自体が少なく、あってもセット割等、契約内容が複雑なものが多い中、シンプルに5%を割引するという潔い内容に好感が持てます。
四国、沖縄、離島を除く、北海道から九州まで広範囲に電力を提供しており、また既存の電力会社のインフラを利用する為、電力供給も安定していると考えられます。

デメリットとしては、契約切替時にアンペアの変更が出来ないこと、一年以内の解約には違約金2,000円(税抜)が発生することが挙げられますが、我が家は現状のアンペアで事足りてますし、電気会社も頻繁に変える予定もないですから、問題ないかなと考えています。

電気使用量の少ない世帯などには、良い選択肢だと思います。

※もしプランを見直したい場合には、契約後に可能なようです。また、引越しの場合は原則違約金が発生しないとのことですし、引越し先が供給エリアならば、継続して使用可能です。

お住いの地域や現状の契約内容により、削減額の高い電力供給会社があるかと思いますので、新電力乗換を検討している方は、一度電力比較サイト等でシミュレーションしてみると良いかと思います。

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