長く投資を続けるために!リスク管理について考える

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長く投資を続けて資産を増やしていく上で、投資で大きく負けないことはとても大切です。大きく負けない投資を行う為に、どのようにリスク管理を行っていくべきでしょうか。

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リスク管理3カ条

リスク管理で重要なものとして、大きくは以下の3つが考えられます。

1.分散投資

2.投資理由の明確化

3.投資理由が崩れた際の売却

1.分散投資

「卵をひとつのカゴに盛るな(Don’t put all your eggs in one.)」という有名な投資の格言があります。これは、卵を一つの入れ物に入れておくと、落としたときにすべての卵が割れてしまうことに例え、ひとつの銘柄だけに集中して投資するリスクを説明したものです。

集中投資をしていた株等が大きく上昇した場合は、大きな利益を得ることができる反面、大きな損失をこうむる可能性もあります。一方、分散投資においては、集中投資ほど利益を得られない反面、損失を抑えられる可能性があります。

集中投資と分散投資、重視するものにより何をメリットと感じるのかは異なりますが、長期で負けない投資を行う上では、分散投資は非常にリスク管理上有効な方法といえます。

2.投資理由の明確化

株式を購入する際、「業績が良い」「割安」「将来的に伸びそう」など、何か理由があって投資を行っているはずです。自分がなぜ、その株に投資したのか理由を明確にしておくことで、まだその株を保持していて良いのか、あるいは売却したほうが良いのかを判断する指針とすることができます。

加えて、PER等から目標とする株価を算出しておくと、利益確定の判断を行う上でのひとつの目安となりますので、売却タイミングを逃がすことを防止するのに役立ちます。

3.投資理由が崩れた際の売却

購入した株式の投資理由が崩れた場合、リスク管理上、速やかな売却が重要です。

投資理由が崩れたら思い切って損切りあるいは利益確定売りを行うほうが、投資理由の無くなった株式を保持し続けるよりも、リスクを最小限に抑えられます。

また、目標株価に達した場合には今後の上昇余地が限られていることも考えられますので、利益確定を行うことが大切です。その売却資金で他の上昇余地のある株式に投資を行うことができれば、効率のよい投資が可能です。

次の投資銘柄との入替えをスムースに行う為には、常日頃から銘柄分析を行い候補となる銘柄をピックアップしておくと良いと思います。

外部環境の変化が早い現代において、予想外の値動きが起こることが多々あります。その値動きに大きく左右されない為にも上記のリスク管理をしっかりと意識しておきたいですね。

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