総合マネースクールのファイナンシャルアカデミーが、今年もお金の教養フェスティバルを開催しました。
今年は、新「額歴」社会というテーマで、お金について改めて考えるきっかけとなるセミナーでした。
竹中平蔵さんをはじめ、様々な分野で活躍する方々による講演は、非常に聞き応えがあり、内容、プレゼンテーションともそれぞれ特徴が出ていて、非常に面白かったです。
お金の教養フェスティバル
マネーフォワード 辻庸介さん
家計簿アプリ・マネーフォワードの辻庸介さんも登壇者の一人として講演をされました。「貯蓄力」「経験力」「投資力」を順に身につけ、お金と正しく付き合う力を培おうという内容です。
最初の貯蓄力については、第一歩として現状のお金を見える化することが必要とお話しされていました。
マネーフォワードなど、自動で楽にお金を管理する事の出来るツールをうまく使おうとの提案です。
こつこつ貯蓄を行うには、継続できる仕組みが必要となります。「自動」で「楽に」お金の見える化ができれば、ストレスなくどの項目にどれだけ支出しているかわかりますし、削減箇所を検討することも簡単になります。
貯蓄を習慣化できれば、次は本やセミナーで経験力を身につけようとのこと。
おすすめの本として、ロバートキヨサキさん、藤田田さんの著書等とあわせて、本田静六さんの「私の財産告白」を紹介されていました。
本田静六さんは「公園の父」と称された林学博士、造園家でありながら、「月給4分の1天引き貯金」で貯蓄をし、それを元手に投資で財を築いた人物です。
貯蓄と投資のヒントがたくさん詰まっているこの名著、恥ずかしながら未読の為、ぜひ読んでみたいと思います。
最後の経験力では、無意識・無経験の赤ちゃんのような状態から、有意識・無経験の気づきの状態を経て、最終的には無意識・有経験の習慣化に到達することが大切とのことでした。
気づきの状態までは、到達する人は多いものの、気づきから実践トレーニングに進める人が少ないそうです。この実践に移すという行動が非常に重要なのですね。
まとめ
「貯蓄力」・・・現状のお金について見える化し、貯蓄を習慣化する
「投資力」・・・本やセミナーで知識を身につける
「経験力」・・・身につけた知識は、とにかく実践!
これらのPDCAサイクルを高速で回し続け、学び続ける
何事もそうですが、力は急に付くものではありません。お金との正しい付き合い方は、一生ついて回る話ですから、継続すること、実践することを意識して、毎日こつこつ取り組むこと!ですね。