ここ数年で、ふるさとチョイスやさとふる等、ふるさと納税を扱うサイトが充実してきました。一方でどのサイトで選べば良いのか迷ってしまうこともしばしば。
そこで、ふるさと納税を行う際の参考として、主要なサイトの特徴やメリットを整理しておきたいと思います。
ふるさと納税取り扱いサイトについて
各サイトの取り扱い自治体数ってどのくらい?
主要なサイトの取り扱い自治体数はこちら。
ふるさとチョイスの取り扱い自治体数が突出しています。
サイト名 |
取り扱い自治体数 |
特徴 |
ふるさとチョイス |
1,788 |
取扱い自治体数が非常に多い Tポイント支払い可能(Yahoo公金支払) |
楽天ふるさと納税 |
180 |
楽天ポイント支払い・付与 |
さとふる |
140 |
初心者へのサポート・わかりやすさ |
ANAのふるさと納税 |
64 |
マイル付与(1マイル/100円ごと) Tポイント支払い可能(Yahoo公金支払) |
では、一つずつ特徴を見ていきましょう。
各サイトの特徴
ふるさとチョイス
ふるさとチョイスの特徴は、なんといっても取り扱い自治体数の多さです。全国1788自治体すべてをカバーしていますので、返礼品のバリエーション・数も非常に豊富です。
サイトにはマイページ機能があり、自身の寄付額上限やふるさとチョイス経由で寄付した自治体・金額の管理、返礼品のお気に入りリスト等の作成が可能です。
支払い方法では、Yahoo!公金支払いを選択出来る点が挙げられます。Yahoo!公金支払いにすると、Tポイントを支払いに充当出来ますので、ポイントを持っていれば、お得にふるさと納税を行えます。
Tポイントは様々な店舗・サイトで貯められるので、活用しやすいのも良いですね。
さらにYahoo! JAPANカードがあれば、日常の買い物で効率的にTポイントが貯められます。
楽天ふるさと納税
取り扱い自治体数こそ少ないですが、楽天で買い物をするのと同じ感覚でふるさと納税を行うことが出来ます。
サイトの構成が同じなので、普段楽天を利用していれば、ほぼストレスはありません。
加えて、ふるさと納税の支払いに楽天スーパーポイントが使え、また支払い金額に応じてポイントが貯まります。
楽天カード利用やスーパーSALEによるポイントアップもあるので、お得度は一番高いかもしれません。個人的には今後、取り扱い自治体数が増加すると良いなと思います。
さとふる
ソフトバンクグループが運営するさとふるは、初めてふるさと納税を行う方にもわかりやすいサイトとなっています。マイページ機能による自身の寄付額上限や自治体・金額の管理をはじめ、普段確定申告をしていない人に向けて、簡単確定申告というツールを提供するなど、利用者にとって嬉しい機能が充実しています。
はじめてのふるさと納税なら、さとふるからスタートするとわかりやすくて良さそうです。
ANAのふるさと納税
2016年からは、ANAもふるさと納税の取り扱いを開始しました。まだまだ取り扱い自治体数は少ないですが、サイト内に各自治体を紹介する「ふるさとSTORY」を設けるなど、丁寧な情報発信を行なっています。
ANAのサイトらしく、100円につき1マイルが貯まります。以前はSKYコインの付与だったのですが、マイル付与に代わり活用しやすくなったと思います。
支払いはクレジットカードオンリーですが、yahoo公金支払いも選択可能ですので、Tポイント支払いも選べます。
ダブルマイルキャンペーンが開催されることもありますので、マイルを貯める際に活用出来そうですね。
今後、各サイトの取り扱い自治数は充実してくるでしょうし、それぞれのサイトの特徴を把握し、必要に応じて複数のサイトを活用するのが良さそうです。