購入したアメリカ株が企業買収により上場廃止!その後の扱いはどうなるの?

株式投資の知識を広めるためには実践が重要!ということで、今年のNISA枠ではアメリカ株の購入に挑戦しました。IBMとNVIDIA、MOBILE EYEの3社に分散して投資をしていますが、そのうちの1社MOBILE EYEが上場廃止になりました。これは、2017年3月にインテルがMOBILE EYEの買収を発表し、その後、インテルによる公開買付けが成立したことによるものです。※8月31日上場廃止

私はマネックスのNISA口座で保有していましたが、公開買付けに関する案内は特にマネックスからなく(あるいは気づかず)、現在はNISA口座に入ったままの状態です。
そこで、この後保有し続けるとどのような取扱いになるのか、マネックスに確認してみました。

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マネックス証券からの回答

マネックス証券へメールで問い合わせしたところ、24時間以内には返信を頂きました。対応が早いですね。

詳しくご回答いただいたのですが、内容をまとめると、

1.モービルアイ社の株について今後の処理は未定

2.金銭交付前であれば、NIS口座購入分の売却は非課税
※売却はOTC市場(店頭)の為、電話での対応のみ

3.金銭交付後は課税対象

ということになります。

2の金銭交付前に売却する場合は、上場廃止銘柄の為NY証券所での取引孵化となりネットでの注文は不可能なため、証券会社の店頭での売買(OTC市場での売買)になります。

マネックス証券からの回答によると、OTC市場銘柄の売却は成行のみでの受付け、かつ保有株数を全てまとめて売却することになるそうです。

OTC市場では相対取引となる為、実際の取引額は注文確定してみないとわかりませんが、以下のサイトで目安の取引額は確認できます。

OTC Markets 【MBBYF】Mobileye N.V.
https://www.otcmarkets.com/stock/MBBYF/chart

また、3の金銭交付についてですが、売却益に対する国内課税は20.315%が適用されるとの見解でしたが、金銭交付を受けた際の税金の取扱いにつきましては、実際に確定申告を行う税務署へ確認くださいとの回答でした。

今後の処理が未定の為、はっきりとは分からないといったところかなと思います。

持ち続けて金銭交付を待つのもひとつですが、今後の処理について未確定な部分もありますし、NISA口座で購入しているのであれば、買付け価格よりも多少安くとも課税されないタイミングで売却してしまう方が資金効率を考えてもよさそうな気がします。

今回、アメリカ株を初めて購入し、おまけに上場廃止銘柄を引きあてたことで、色々と勉強になりました。
実践してみることで得るものは多いことを改めて実感します。

最後に、この度は質問に丁寧に回答いただいたマネックス証券には感謝です。

ありがとうございました。

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